HAP活動レポート

Meet The HAP at八王子(第7回)を終えて

【日時】平成22年4月11日(日)【場所】 京薬科大学実務実習センター

Meet The HAP 八王子(第7回)(pdf)

 私の体ってどうなっちゃうの?

 その気持ちは漠然としているけれども現実にやってくる未来であり、まだやって来ない想像の世界でもありました。私は更年期という言葉を知っているし、わかっているとも思っていました。ですが、HAPで学び始めて実はその時期を想像もしていなかったということに気付かされました。

 ひとつひとつを見れば更年期障害に特徴的なのぼせやほてりであったり、閉経を迎えた数年以内におこる体の変化である骨粗鬆症、脂質異常症、泌尿器疾患などの耳慣れた分野でもあるのですが、その時期をより快適に過ごして行くための術を私は知りませんでした。そして何より、その時期の女性が私たち医療者に何を求めているのかを知ろうともしていませんでした。

 また、聞いてみたくても知りたくても、更年期という話題はタブーのような雰囲気さえ感じていました。宮原先生の講演は「こんな体の変化が起こるんです」「みなさんこんな時にどうします?」「たとえばこんなふうにしてみたらどうでしょう?」など色々なケースを想像させてくれます。「明日からやってみよう」「そんなふうに聞けば答えやすいかもしれない」など聞く側のモチベーションもうまく持ち上げていってくれます。あとは頭でっかちにならずに行動していくことが大切で、他職種の方とどんどん連携していくべきだと感じました。

 医療に携わる様々な職種の方々と交流をしながら、頑張りすぎずに学び続けたいと思います。。

宮岡陽子(薬剤師/横山町薬局)

「女性の健康支援」「ウイメンズヘルスケア」私たちの活動で応援します。
この法人は、女性のライフステージに応じた健康管理と疾病管理(以下「ウィメンズヘルスケア」という)の改善とその向上を図るための情報を、広く一般女性および医療ならびに関連領域に従事する者に伝え、社会にウィメンズヘルスケアのあり方を提言する。それらの活動により女性のQOL向上に貢献することを目的とする。併せて、地域包括ケアに関わる医療・介護職の人材育成や調査研究により、老若男女が協働できる仕組みを提言し、地域住民の健康維持・増進に寄与することを目的として活動する 特定非営利活動法人です。